2024 夏の青春18切符の旅 その4 金沢→高松

 
青春18きっぷの旅 2024 4日目は金沢からスタート。
金沢からの1泊未満だとどうしても本州内…と思っていたけど乗換案内している内に四国ならそれも高松ならかなり余裕を持って1泊旅行出来ることが解ったので2004夏の仕上げは高松行きに決定。
んで、高松近辺を調べている内にうどんや琴電以外に近傍の屋島は源平合戦の一大古戦場だったことを思い出し、20何年かぶりの四国に心は躍るのであった。
それでは本編スタートは以下の ↓続く↓ をタップ

自宅からのバスの都合もあり金沢からは 7:02発 福井行き 1324M (521系0番台) この時点ではまだ青春18きっぷは使えないので「あいの風・IR・ハピライン連携北陸3県2Dayパス」利用。これは2800円で北陸3県内の3セク区間をフリーパスというチケットなんですが、金沢-敦賀は片道で2730円、それを往復したら5460円なところを2800円はかなりの大盤振る舞いなんじゃないでしょうか。青春18きっぷ利用が前提なら、JR線含む3セクエリア外にも行ける「ほくりくお出かけtabiwaパス」が1日通用で2900円と比べても、いや比べる以前の話で「北陸3県2Dayパスを選ばない理由はありませんね。
さてさて、福井に到着後は福井発 9:08 敦賀行き 1230M ハピラインカラーの521系0番台。
敦賀到着後「北陸3県2Dayパス」で一旦改札を出てすぐ回れ右、今度は「青春18きっぷ」にスタンプを入れてもらい入場したら…向こうのホームに何か人だかり。あれは来月10/5から運行開始される「はなあかり」じゃないですか。塗色こそはあいの風とやま鉄道の「とやま絵巻」に似てますがあちらは413系電車、こちら「はなあかり」は出雲特急はまかぜなどにも使われるキハ189系気動車ですね。
名実とも青春18きっぷ4日目スタートとなる 敦賀を 10:20発 新快速姫路行き 3153M 223系V61編成でスタート。
途中明石海峡大橋や瀬戸内海を左手に見ながら姫路に到着したら…まずは「まねき」でしょ。(笑)
まねきのはそばではなく駅そばと銘打ってますが麺がこれまた蕎麦ではなく中華麺。でも不思議なことにしっかり蕎麦してるんですよね。
関西ならではというか言ってみれば明石焼きのつけ汁みたいなスープも相性抜群。メニューにあったたこ焼き入りってもしかしたらまんま明石焼きの感覚になるんじゃないかな?

姫路を 14:04発 相生行き 965Mで出た後は相生乗換 14:25発岡山行き 1321Mへ。こりゃまた懐かしい115系1000番台じゃないですか。1000番台の多くは上信越線や東北を走ってたのでもしかしたら過去(長岡での通学時とか)に乗っていたかも知れないな。
岡山からは マリンライナー。事前にe5489でデジタルチケットを買ってたんですが、本来の紙の指定券だと500円がデジタル版チケットレス特急券だと330円。たった170円の違いだけど往復で考えれば駅そばの1杯くらい捻出できるじゃないですか。だったらいっそ自由席でいいぢゃんと考えずあえて指定席って言うオプションプラスと料金を天秤するのが…18きっぷer。(笑)
岡山発 15:42 マリンライナー43号で瀬戸内海を渡りそして琴平方面へ行くために坂出で下車して20何年かぶりに四国へ渡島完了。



坂出発は 16:51 琴平行き 1243M これは121系をベースにした7200系ですね。降りてから振り返った琴平駅の駅舎はなんとなく地上駅だった時代の信越線宮内駅を彷彿させる造りだなぁ。
琴電琴平駅はこちらも神社仏閣型というかまぁ金比羅さんのお膝元ですからね。
琴電琴平からは 17:42発 高松築港行き 56 琴電1200型。琴電琴平線カラーというこの黄色とクリームホワイト…まるで福鉄のレトラムと一緒!
レトラムは生まれ育ちはシュツットガルトとは言え日本に来てからはしばらく土佐電にいたんであながち関係なくはないとも言えますが。
そうこうして高松に着き「まだうどん食べてないやん!」からのうどん屋探し。
でも高松のうどん屋は基本的に朝早くて昼には仕舞うので…やっと見つけたのが「讃岐うどんUTAGE宴製麺」ここならホテルから琴電沿いに歩いていけるってんでたまに走る琴電を見ながらお店にたどり着いてのの冷やかけうどん。
いやさすがに讃岐です本場です。しっかりしてても噛み疲れしない腰ともっちりプリプリ感そしてのどごし、さらには丁寧に取られた上品な鰹だし…全てが(日頃食べてる)金沢ローカライズされた丸亀製麺の病人うどんとは比べものにならない絶品ですな。讃岐を名乗るならこれでなきゃ。

そして明日への鋭気を蓄えて高松の夜は更けゆく…。
→ (青春18きっぷの旅 2024 5日目へ続く)